なぜ経理は必要？
経理が必要になる理由は2つ。
１）書類発行の作業時間の削減
２）会社の経営分析のための、データの収集
です。
会社が大きくなると、会社としての取引の数が多くなってきます。
取引の数が増えると、それだけ取引時に発生する伝票や請求書などの書類の枚数が増えてきます。
しかしながら、それらを処理する経営者や従業員はその作業にそれほど多くの時間を割く訳には行きません。
そこで、「経理」が必要になるのです。
また、会社経営の最大のテーマは、「いかに効率よく儲け、利益を生み出すことができるか」であり、その為に会社は、資金調達⇒購買・仕入・製造⇒販売・売上⇒資金の回収という営業活動を繰り返すわけです。
その中での経理の役割とは、営業活動で発生した取引とお金の流れを正確に記録し、資金調達から回収までの流れを数字で管理することです。
会社を存続させ、発展させていくためには、経理が記録した情報を頼りに会社の現状を数字で分析した、詳細な資料を確保していなくてはなりません。
経営者がそういった資料を参考に、業績や財政状態をきちんと把握できるようにして、将来への対策を検討していかなければ、会社の発展は難しくなります。
もちろん起票や請求書の発行、払い込みなどの作業に追われ、肝心の営業活動がおろそかになることのないようにするためにも、経理は非常に重要なのです。
